福島県といえば、何を連想するだろうか。
野口英世?猪苗代湖?智恵子抄?

いやいや、これからは「K−4」なんですよ!

このK−4を使って日本初のマイクロカーレンタルを始めたのが「摺上観光自動車」さんなのです。

まずは、ここのHP


と、ここまで「日本初!」と書いていて、・・・・ほんとかなと思い、ネットで検索したら、すでにあった〜、、

プチホテルゆばらリゾート

マイクロカーで散策ということで、MC−1を用意しておりました、、、
まあ、でもこちらは「ホテル利用特典の1つ」でのレンタカーなので、純粋なレンタカーとは違うということで・・・。
というか、われらが福島県にK−4が2台もあるってこと自体が驚きなのです。

しかも!このK−4をサイタマのマイクロカーショップから摺上ダムの上まで自走してきたという話も。
MC−1に乗ったことのある人なら判るけど、初めてマイクロカーに乗って、「よし!これで300キロ離れた場所に行ってみよう〜!」と思う人は1000人中1人も居ないはずだ。
しかし、ここの会社の人はたった3人でこの偉業を成し遂げた。当日は雨も降ってたらしいけど・・・・。
K−4も見たいけど、この人たちにも会ってみたいと思ってたGWのとある日。
トオルを連れて福島市児童公園で遊びまくった後に、飯坂温泉の上にある摺上ダムの所で営業しているという摺上観光自動車へ向かうのであった。

ナビを頼りに摺上ダムへ向かう。
かなり道も細くなる所もあり、ちょっと心配になる。
ここをノーマルのK−4が走ったのかと思うと、改めて凄いなぁと思う。
そのまま車を走らせていくと摺上ダムが見えてきた。

本当に巨大なダムだ。
本来ならばここら辺で写真の1枚でも撮るべきなんだろうけど、お目当てが違うので写真はない。
でも良いページがあったので紹介します。
・ISUZU WIZARD 追想録

 ダムに着いても「摺上観光自動車」の看板がない。
凄く不安になりつつも車を走らせると、橋の真ん中で黄色いK−4を発見した。

なぜか停車しており、数人の人だかりが出来ていた。どうもトラブルのようだ。

トオルを連れて、声をかけてみる。
どうもピストンに穴が開いたらしい、、、、

その後、イロイロと話してみると写真の人が摺上観光自動車の小松俊宏さんだった。
この人がサイタマー − 摺上ダム運行のドライバーの1人である。
(笑顔から人柄の良さが伺えるであろう。しかし、こうやってみるとK−4ちっこい、、)



 止まっているK−4と一緒にトオルもちゃっかり記念撮影。


 K−4の周りにはお客さんと自動車整備工場の人が居て、話をしていた。
「セルモーターを回してもキュイーンと回る」
という言葉を聞いて、K−3の悪夢がよみがえる。
間違いなくピストン穴開きみたいだが、ノーマルでも穴が開くんだねぇ・・・。

 ほどなくして牽引されていくK−4。
澁谷さんがハンドルを握っている。
 通行量の少ないダムの道であるが、安全のためこの後をハザードを出しながらついていった。

 事務所は摺上ダムの管理事務所の所から山側にしばらく走った先にあった。
事務所といってもプレハブのガレージである。
 マイクロカーならば、このサイズで必要にして充分。


事務所を見て気付いたのだけど、なんとTUKUTUKU(オート3輪)も貸し出していた。
すでに予約いっぱいでここには無かったけど、あれでダム湖周辺を走ったら確かに面白そうだ。


ミニカートご利用の際の”おやくそく” と書かれた紙。
初心者に分かり易くマイクロカーの乗り方をレクチャーしている。
たしかに、ブレーキテストは必要だよね。
「ブレーキは50ccスクーターのものを2つ使っている」とい表現がイマイチわかりづらかった。
4輪油圧ドラムブレーキで、スクーターのものと同じです。と言う方が直感的だけど、スクーター2台分、計4個と理解すればいいのかな??



さらに隣には、レンタル時間(10分基本)でどの程度まで走れるかが書いてあった。
親切だよね〜。
また新聞で紹介された記事も貼ってありました。


丁度、赤いK−4で出発するお客さんが。
見晴らしの良いダムのワインディングロードを、赤いオープンカーで走る。いいですねぇ〜。男のロマンですよ。
マイクロカーならば、時速180kmでコーナーアウトすることもないし、安全な速度域でなんとでもなる感じ。
また、K−4ならばK−3並に路面の起伏に負けない走行安定性能を出してくれるので下り坂でたとえ80キロ出てもMC−1のように「死ぬかも!」と思わないはず。
そのぶん、スリルという点ではMC−1の方が面白いかもしれないけどねw


戻ってきたK−4のスナップ。
乗ってたお客さんは興奮さめやらない様子で、「面白かった!」を連発。
レーシングカートは5分で1500円くらいするけど、このレンタルK−4は10分で500円。
圧倒的に安い値段で、公道をレーシングカートで走るのだから面白くて当たり前か。
しかし、このK−4、サイタマにあった開発マシンのような・・・・・と思って良くみたら、フロントのデザインが一部違う事、ライトの取り付け位置の変更でボディに穴開けをし直した補修跡などもあったので、まさしくソレであった。
鈴木店長から話しを聞きながら見てたマシンなのでしっかりと記憶に残っておりました。

レンタカーもなかなかの盛況の様で安心しました。
しかし、黄色いK−4は早めに治さないといけないのにGWで光岡が休みで部品発注が出来ないと摺上観光自動車の人たちが話してました。

そこで、「うちにピストン一式部品がありますので貸しますか?」と言うと、「是非!」とのことだったので連絡先を教える。
すると、摺上観光自動車の経営コンサルタントをしている遊佐浩一さんが、「可能なら取りに行きたい」とのことなので、結果的にウチに来て貰う話に。
いまは16:30。家に付くのは19:00超えるけど・・・・。
それでも切羽詰まっている状況はヒシヒシと伝わってくるので、早速家に帰ることになった。

 そうして、遊佐さんに部品を渡し、交換の際に必要になる黒いSMと、MC−1のパーツリストを貸し出したのだった。
ちょうど、前の日にレンタカーのメンテを頼む自動車整備会社と契約を結んだばかりということなので、あのSMみながらなんとかなるでしょう。
早く黄色いK−3も復活して、多くの観光客を楽しませて欲しいと思った。

しかし、GWのさなか橋の上でK−4のピストンに穴が開いて困ってたら、1台の車がやってきて、子連れの男が話しかけてきてさらに必要な部品が家にあるよ、しかも貸してあげるよという展開は摺上観光自動車の人は思ってもいなかった展開であろう。
なかなか出来すぎた話であるが、本当なのでしょうがない。

ちなみに、K−4のMJは標準の72のまんまであった。
これなら確かに穴が開くかも・・・。
一応ダムが造れる山の奥なので、標高300mは超えている場所なのだ。80前後にしておかないと危ない感じ・・・。
また、起伏が多い道路なので、WRも標準の10.5よりも8.5〜9.5くらいに軽くしておいた方が良い気がした。

なにはともあれ、このような形で摺上観光自動車の澁谷さんとは「知り合い」になることができた。
涙がチョチョ切れそうな、マイクロカーオーナーの知り合いなのである。嬉しいなぁ。
こちらは遊び車であるが、あちらは営業車なのでまったく用途は違うのだが同じオーナーが近く(でもないけど)にいるのはやっぱり嬉しい。
いつかK−3で遊びに行けたらなぁ〜と夢見ております。

ちなみにK−4は、次の日の朝10時頃には直ったとのことでした。
復旧の早いのも2STエンジンの良いところですね〜。
慣らしを充分行って早めに戦線に復帰して欲しい所です。


・澁谷さんの摺上観光自動車のHP

・K−4のレンタカーの場所までの地図(googleMAP)